ガーデンコラム
COLUMN
2026.09.18
小田
2026.09.18
雑草だらけのお庭から、すっきりした人工芝のお庭へ!
目次
「天然芝にしたけど、手に負えなくなってしまった」
「人工芝に変えたい」
数年前に新築外構で天然芝のドッグランの庭を設置。周りをフェンスで囲み、ワンちゃんが悠々と駆け回れるお庭でした。

しかし、天然芝はみるみると育ち、いつの間にかお庭は生い茂っているところが凸凹になり、歩くだけでも無駄な体力を使う状態に。
手入れが追いつかなくなるというのは、天然芝のお庭ではよくあるお悩みです。
さらに浜松でよく生えてくる「メリケントキンソウ」がこの庭にも生えてしまった結果、ワンちゃんが元気よく駆け回れなくなってしまいました。メリケントキンソウは実がトゲ状になっており、踏むと痛いだけでなく、ワンちゃんの肉球に刺さってしまうこともある厄介な雑草です。せっかくのドッグランのお庭が、逆にワンちゃんにとって危険な場所になってしまっていたのです。
そこで人工芝・チャート石による庭を提案。景観・快適性・ワンちゃんのことを思ったお庭づくりが始まりました。
天然芝を剥がすところからスタート
人工芝のお庭作りは、まず天然芝を剥がし取るところから始まります。
写真のようにユンボ(いわゆるショベルカー)やスコップのようなものを使って、根っこごと取り除いていきます。長年悩みの種だった雑草混じりの天然芝が、一気にめくれて取れていく様子はとても気持ちがいいものです。この工程で土壌をしっかりフラットに整えておくことが、あとの人工芝の仕上がりを左右する大事なポイントになります。

↑実際にお庭の天然芝を撤去する様子です。見ての通り天然芝が一塊になって取れているのが分かると思います。べリベリッ!と取れるので、見ていて結構気持ちがいいです。
チャート石で庭にメリハリを
新築外構の時に白砕石が敷かれており、「お庭としての境界をしっかりと引きたい」との要望がありました。そこで、白色とはっきり区別ができ、かつ人工芝の緑とも相性がいい、茶色のチャート石を選びました。
色味の異なる素材を組み合わせることで、どこからどこまでがお庭のエリアなのかが一目で分かるようになり、見た目の統一感もぐっと増します。

↑防草シートの上にチャート石を敷くことで、二重で雑草が入り込むリスクを減らしました。
目地材にもこだわりを
チャート石と人工芝を分けるための目地には、デッキ下にはグリーンフィールドの『Vタイプ プラエッジ100』という樹脂材質の目地、それ以外の部分にはユニソンの『カッシア エイジグリーン』というインターロッキングブロックを使用しました。
特にカッシアのエイジグリーンは、わざと月日が経った苔むした石のような風合いを出しており、人工芝の青々しさとチャート石のはっきりとした茶色の間に入っても違和感がありません。新しく作った庭なのに、どこか馴染んだような落ち着きが生まれます。

↑このように、苔っぽさがあるのがエイジグリーンの特徴です。商品名通り、月日が経っている石のような雰囲気があります。
ワンちゃんに優しい人工芝選び
人工芝にはグリーンフィールド:『リアリーターフ ミドル+』を選びました。
お客様との打ち合わせでは、何度もサンプルを出しながら相談を重ねました。ワンちゃんの足腰に優しいこと、人工的な色味が強すぎないこと、そして掃除の手間が比較的楽であること。この3つのバランスを考えた結果、たどり着いたのがミドル+でした。

枯れ草のような色合いが混ざっているミドル+は、遠目で見ると天然芝のような自然な表情を見せてくれるので、ドッグランとしてだけでなく、お庭全体の景観としても馴染みやすいのが魅力です。
また打ち合わせの際に、上の画像のようなサンプルなどを使って、実際のふかふかさを触って確かめたり、色味だったりを他比較しながら見れたりと、それぞれに合った人工芝を選ぶことができます。
こうしてできあがったのが、こちらのお庭です。

雑草に悩まされることもなく、ワンちゃんも安心して走り回れる。天然芝の頃の悩みだった「手入れの大変さ」と「メリケントキンソウ」の両方から解放されたドッグランが完成しました。
いかがだったでしょうか。
今回は人工芝によるお庭づくりを紹介いたしました。天然芝や雑草みたいに丈が伸びることはありませんし、枯れることもありませんから、綺麗な庭が欲しい方に取って人工芝でお庭を作ることは、選択肢の一つになります。
また人工芝を敷いて終わりにするのではなく、目地や全体の色味などを拘ることで、垢抜けた印象を持たせることができるため、考える際はぜひ人工芝だけではなく、周りの素材や色にも焦点を当てると、デザインの幅が大きく広がります。
人工芝のお庭を作りたい! そう思っている方々の後押しになれたのなら、幸いです。
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WRITER 小田 寛哉
エクステリアアドバイザー
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