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新築外構工事

駐車場工事

PARKING

駐車場工事

使いやすい駐車場をつくろう!
エクステリアの駐車場工事に関する基礎知識

外構における駐車場とは、あなたの愛車を置くスペースのことです。
現代の住宅事情では、外構工事での駐車場が占める割合がもっとも大きくなっています。そのため、外構デザインにおいて駐車場はとても重要なスペースとなってきますので、様々な工夫を凝らしておしゃれに見せたいものですね。

 

ポイント1
駐車場のタイプを知ろう

まず、エクステリアにおける駐車場には大きく分けて3つのタイプに分けることができます。

1.オープンタイプ
オープンタイプとは、車を駐車するスペースを確保し、そのスペースをコンクリートなどで舗装した駐車場の事をいいます。
このタイプは価格がリーズナブルで、短期間で完成する点がメリットと言えます。
反対にデメリットとして壁や囲いが何もないので、雨の日には車の乗降時に濡れやすく、冬になるとフロントガラスに霜がおりる事もあります。

 

 

2.カーポートタイプ
オープンタイプの欠点を補うのが、カーポートタイプです。
車を駐車するスペースに柱と屋根でできたカーポートを設置した駐車場で、屋根があることで雨や霜の不便がなくなり、車を保護する目的が強まります。
デメリットとしては、カーポートの柱があることで駐車スペースが決められてしまい、車を買い替える際に車のサイズが限定されることと、台風や強風では屋根が飛んでしまったり、割れてしまうという被害が出ていることです。

 

3.ガレージタイプ
ガレージタイプは屋根に加えて壁があり、カーポートタイプ以上に車を保護する目的が強まります。ガレージの出入り口にシャッターが付いているケースが一般的で、きちんとした囲いがあるため車が雨風にさらされるリスクがありません。ガレージのなかでゆっくりと人目を気にせず、車のメンテナンスを行うこともできます。
さらに、シャッターがあるため他人が出入りしにくく、防犯面でも安心できます。車を傷つけたくない、盗まれたくないという人に特に向いているでしょう。
その反面で、頑丈な造りから設置コストが高い傾向にあります。

ポイント2
駐車場に必要とされる幅を知ろう

駐車場を考える時、まず一番先に考えるのは、駐車場として確保したいスぺ―スです。
一般的に普通車を駐車する際に必要とされている寸法をまとめてみました。

上図のように

道路に対して直角で1台停める場合:幅3m×奥行6m
道路に対して直角で2台停める場合:幅5.5m×奥行6m
道路に対せて平行で1台停める場合:幅7.5m×奥行2.5m
道路に対して縦列で2台停める場合:幅3m×奥行10m

が理想とされています。
理想とされる駐車スペースを確保できるのが一番ですが、敷地条件によっては難しい事もあります。
また、軽自動車や小型車と呼ばれる車種によっては広すぎる場合もあります。
大事なのは、あなたの愛車にあった駐車スペースを確保すること。

参考までに、上図は車種別のサイズ一覧です。
上の表のそれぞれの車の幅に、プラス600、つまりは60cm足した寸法が、車の乗り降りに最低限必要な寸法となります。
90cmまで余裕を持たせられれば、かなり使いやすい駐車場と言えるでしょう。

奥行寸法も、トランクルームを開ける事を想定して、それぞれの車の全長プラス80cm程度余裕を持たせておければ、使いやすい駐車場となります。

 

ポイント3
駐車場には勾配が重要 ! 駐車場に必要な勾配は?

駐車場の設計において寸法の次に大事なのが、駐車場勾配です。勾配をとっておかないと雨が降った際に駐車場に水が溜まってしまいます。
水が流れるのに必要な勾配は2%以上と言われています。理想とされる勾配は3~5%の間です。
勾配がきつ過ぎると今度は駐車しにくい駐車場となってしまうので注意が必要です。

ポイント4
駐車場によくつかわれる素材を知ろう

1.砂利
最も費用が安くおさえられる素材が砂利です。砂利はコンクリートと違って照り返しも少なく、上を通るとジャリジャリと音が鳴ることから、防犯対策に効果があります。
ただし砂利は手入れの手間がかかる点に注意が必要です。雑草が生えやすかったり、水はけの悪さから車体下に湿気がたまりやすくなります。繰り返し車を出し入れするなかで、砂利が減り定期的に継ぎ足す必要もあります。雨の降った後はタイヤ跡が汚れている事も多く、道路にタイヤ跡がつくこともあります。乾燥したでは砂ぼこりも舞いやすく、車が汚れたり傷ついたりしてしまうデメリットもあります。

2.コンクリート
エクステリアの駐車場でもっとも多く使われいるのがコンクリート舗装です。砂利に比べてコンクリートはメンテナンスが非常に楽で、耐久性が高いことから人気があります。
コンクリートのデメリットとしては、夏場の照り返しによる温度上昇があげられます。また固まるまでに1週間程かかるので工期に時間がかかります。
広い範囲に打つとどうしてもひび割れしやすくなってしまうので、目地を切って、島をわける事で割れを防ぎます。この目地に使用する素材や目地ラインのデザインを工夫することで、コンクリートの白一色だと単調になりがちな駐車場デザインをオシャレにみせることができます。

 

3.芝生
芝生の大きなメリットは、やはり景観の良さです。鮮やかな緑色は美しく、駐車場の雰囲気が引き締まり、どんな外観の家にもよく合います。夏場の照り返しが少なく、温度が上がりづらいのも芝生のメリットです。
一方デメリットは、天然芝の場合はお手入れの費用と手間がかかることです。また、タイヤが乗る部分は芝生が枯れてしまうので、基本的に車が乗る部分はコンクリートや砂利にする必要があります。
人工芝ならこういったデメリットを抑えられますが、プラスチック製なので比較的劣化が早く、夏場は逆に暑くなる点にご注意ください。

 

4.舗装材
レンガやタイル、自然石、インターロッキングと言った各エクステリアメーカーが販売している舗装材を使用することもあります。しかし、コンクリートと比べて費用がかかってしまうので、駐車場全体に使用するのではなく、デザイン高めるアクセントとして、コンクリートと組み合わせて使う事が多いです。

 

5.アスファルト
道路や店舗の駐車場などでよく使われているアスファルト。一般のお家でアスファルトを使う機会は少ないですが、広い範囲を駐車場にしたい場合は、コンクリートよりアスファルトの方が費用を抑えられる場合があります。

 

以上のように、駐車場の舗装に使われる素材はどれもそれぞれにメリット、デメリットがあります。
大切なのは素材の特徴をよく理解した上で、自宅に最も適したものを選ぶことです。

 

毎日使う駐車場だからこそ、使いやすくおしゃれで飽きない駐車場をつくってほしい。外構専門店であるハマニグリーンパークはお客様一人一人に寄り添いながら、あなたの生活スタイルにピッタリあった駐車場やお庭づくりをお手伝い致します。
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