ガーデンコラム
COLUMN
2017.08.06
尾上
2017.08.06
サルスベリ(百日紅) -夏に花を楽しめる植栽紹介ー
目次
夏の暑い日差しを浴びながら、色鮮やかな紅色に咲き誇る綺麗な花を見つけました。
何の木かな~?と思い、植栽に詳しい弊社所長(このブログを書いている人が所長です。「所長がお届けするビックマムBlog」)に聞いてみたところ、サルスベリだと教えてもらいました。
ってなわけで、今日は百日紅ことサルスベリのご紹介です。
サルスベリ
別名:百日紅(ヒャクジツコウ)
科名:ミソハギ科
性質:落葉広葉樹
開花期:7~10月頃
花色:白、紅、紫、ピンク
樹高:2~10m
木の特徴・性質
夏を代表する花木のひとつです。江戸時代から花木として親しまれてきました。つやのある濃い緑色の葉っぱを互い違いに生やします。
樹皮が所々はがれて表面がつるつるした感じになり、“猿も滑って落ちてしまうほどツルツル”の樹皮の姿からサルスベリ(猿滑)と名付けられました。
夏から秋(7月~10月)の約100日間ほど花びらの縮れた小さな花がまとまって穂のように咲く、美しい花姿が楽しめます。
花後に球形や楕円形の果実をつけ、熟すとはじけて種が散ります。
育て方のポイント
・場所・・・日当たりが悪いと花付きが悪くなります。日当たりのよい場所を選びましょう。
・剪定・・・翌年も花付きをよくする為に剪定を行います。1~3月頃が適期です。その年に伸びた枝を切り戻すことが基本です。付け根から2cmほど残してばっさり切詰めてください。
・水やり・・・地植えの場合はほとんど必要ありません。日照りが続き、地面がとても乾いているときだけ水やりしてください。
・肥料・・・冬の落葉期に油かすと腐葉土や堆肥を株元に与えます。
病害虫について
うどんこ病に注意してください。
※うどんこ病・・・若い葉や茎の表面にうどん粉をまぶしたように白いカビが一面に生えます。広範囲の植物に一年中発生しますが、一般には春と秋に多発します。定期的に薬剤散布して予防してください。
花後、種が飛び散るとありましたが、気づけばいつの間にか咲いていたこの写真のサルスベリも、どこからか飛んできた種が自然と芽を出し花を咲かせたものでしょうか。サルスベリ、なかなかに逞しい植栽のようです( ^ω^ )
ハマニグリーンパーク展示場内で、サルスベリがみられる場所
(展示場案内マップ参照←クリック)
・ウォーターガーデンエリア
・ウェルカムエリア
弊社では植栽工事も請け負っております。
お気軽にご相談くだい。
ハマニグリーンパーク施工写真集←クリック
設計ブログでは、他にもおすすめ植栽を多数紹介しておます。
庭木をお悩みの方の参考になれば幸いです。
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WRITER 尾上 安寿佳
エクステリアアドバイザー
保有資格
1級エクステリアプランナー
お客様に伝わりやすい、わかりやすいを心がけて作図業務に携わっています。お客様に満足していただける外構づくりを目指して頑張ります。
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