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ガーデンコラム

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2019.10.22

木本

2019.10.22

天然芝と人工芝、何が違うの? エクステリア専門店、ハマニグリーンパークまでお気軽にご相談ください!

目次

浜松市エクステリア専門店 ハマニグリーンパークです。

人工芝の人気が高まっております。
 
どちらを選ぼうかと迷われている方も多いのでは。
 
今回は「天然芝人工芝の違い」について説明します!


1.基本的なこと
2.メリット・デメリットの比較
3.メンテナンス
4.どちらが向いているのか
5.施工事例のご紹介

以上の項目に分けて書いていきたいと思います。
 
ご検討の際は、エクステリア専門店、ハマニグリーンパークまでお気軽にご相談ください。

 

1.基本的なこと


「天然芝」

みなさんご存知のように自然に生えてる「本物の芝」
夏場は青々と生い茂り、冬場は枯れて茶色くなります。

メンテナンスをしっかりと行っていれば何十年と持ちます。


「人工芝」

対する「人工芝」は合成樹脂製(メーカーにより異なります)

素材はポリプロピレンが一般的ですが、他にもナイロン・ポリ塩化ビニデリン・ポリエチレンなどでできているものもあります。

耐久年数は平均5~10年です。
中には10年以上、20年ともつ製品も出てきているようですが、安価なものですと2年程度で芝が寝てしまうこともあるようです。

また、人工物ですので必ず劣化してしまいます。
紫外線による変色や踏付けやスライディングで芝が抜けたり寝てしまうことも。
劣化具合は使用環境にもよって変わってきます。

2.メリット・デメリット

もちろん「天然芝」「人工芝」どちらにもメリット・デメリットがございます。

まずはメリットから。


「天然芝」のメリット

◎四季の変化を感じられる
夏場は青々とした芝になり、冬場は枯れた茶色の芝で色の変化がある

◎一度敷設すれば何十年も持つ
お手入れ次第で長く持ちます

◎アレンジの自由度が高い
ガーデニング好きな方はいろいろな楽しみ方ができる

◎お庭でBBQが楽しめる

◎ふかふか
手触りが優しくとても良い

◎コストが安い


「人工芝」のメリット

◎メンテナンスが楽
肥料や草刈りの必要もなく、ほとんど手入れも無し

◎虫がつかない

◎クッション材としての機能がある
子供が転んでも痛くない

◎1年中青々とした芝

◎水はけが良い
湿気に気を付ければカビも生えない

◎防草シートが効果を発揮できる
防草シートを下に敷くことで雑草が生い茂ることはない

◎日当たりが悪い場所でも大丈夫
どんなお庭にでも敷設することができる


次にデメリットです。

「天然芝」のデメリット

✖メンテナンスが大変手間である
肥料や芝刈り、水やり、除草をする必要がある

✖防草シートの効果が出にくい
雑草が生えてきてしまうので、草取りをこまめにしなければならない

✖日当たりが悪いところは生えそろわない
生え方にムラがある

「人工芝」のデメリット

✖夏場は熱くなる
靴なら大丈夫ですが裸足で歩くのは熱いので、小さなお子様がいるご家庭は注意が必要

✖火気厳禁
芝が溶けてしまうのでお庭でのBBQはNG!

✖コストが高い

✖定期的な張り替えが必要

3.メンテナンス


「天然芝」

◆肥料は年に3回以上はまく

1回の量は少なく、4月・6月・8月が好ましいです。
夏場は日中をさけ朝夕などに肥料を散布しましょう。

◆夏場は月に1回以上芝刈りをする

芝にもよりますが、5月中旬から10月中旬にかけて7回程。
「長くなったから刈る」のではなく長くならないように刈る感覚です。

※お庭が広い場合は芝刈り機を買う必要があります。
また、刈った芝のカスは竹ボウキなどでしっかりと集めて処分しましょう。

◆水やりはたっぷりあげるがあげすぎには注意

春は3~4日に一度、夏場は基本的に毎日
日当たりやその日の天気にもよりますが鉢植えなどに水をあげる感覚で良いです。
夏場は日中はさけて朝夕の気温が高くなる前にムラなくたっぷりあげてください。

※今は昔のものに比べ成長が遅く、芝刈りの回数が少なくて済む品種も開発されてきています。

◆除草
こまめに手で雑草を抜くのが一番好ましいです。
雑草は栄養を奪い、日陰をつくり、害虫の原因になるのでしっかりと取り除いてあげることが大切です。
「芝生用の除草剤」もあるのでうまく活用しましょう。

「人工芝」

基本的にはメンテナンスの必要はございません。
ですが少しでも長持ちさせるためには簡単なケアが必要になってきます!

◆人工芝の上に設置している重さのあるものを定期的に移動させる
接地している部分だけ芝が寝てしまうので、ガーデンテーブルやイスなどガーデングッズはずっと同じ場所に置いておかないようにする

◆定期的にホウキで掃く
ホウキで掃くことで芝が起き上がり、同時に間に入ったゴミなどの除去ができる

品質が良く長持ちするものを買うことも長持ちのカギになってきます。
金額が高いからといって長持ちするとは限りません✖!

見た目を重視して天然芝そっくりに作られたものもあれば、遮熱性を意識して人工芝が熱くなりにくいように作られたものなどさまざまなものがあります。
何に特化して作られているのかその人工芝の特徴を十分に知った上で選ぶことをおすすめします。

4.どちらが向いているのか

さてメリット・デメリットに加えメンテナンスについて書いてきましたが、ここまででみなさまそれぞれの要望に合ったものはどちらなのかわかりましたでしょうか?
簡単にまとめますと…

「天然芝」がおすすめなのは

コストを下げたい方
メンテナンスに時間をかけられる方
将来お庭のリフォームする予定がある方
(ウッドデッキやテラスを考えている方)

「人工芝」がおすすめなのは

メンテナンスに時間をかけられない方
日当たりが悪い場所に芝を敷きたい方
将来お庭のリフォームする予定がない方

※天然芝も毎年の肥料やお庭が広いと芝刈り機が必要になる場合もございます。

5.施工事例のご紹介

まだまだ悩む…という方もいらっしゃるとおもいます
ご参考までに弊社の施工事例の中から天然芝と人工芝を施工したものをご紹介させていただきます。

「天然芝」

高麗芝を使用した施工現場です。

施工後

え、芝?緑…薄くないか?と思った方もいらっしゃいますよね。

まだ施工したばかりなのでこんな感じなんです。
馴染むよう上から砂(目土)を散布してあるので茶色っぽいのはそのためです。
根付いて成長していきますので、ご安心ください。

「人工芝」

株式会社ターフジャパンのリアル人工芝を使用した施工現場です。


施工後

芝丈は29mm
前は33mmの商品でしたが33mmは少し長いということで29mmになったそうです。

こちらの商品は耐久性を高くするため芝一本一本がV字型になっています。

最後に…

敷設面積にもよりますが予算や環境などそれぞれお客様のご都合に合ったものは一つとは限りませんので「絶対にコレが良い」と一概には言い切れません。
ですが、お客様にとって何が「最良」なのかしっかりと考えてご提案させていただきますので、お悩みの方はお気軽にハマニグリーンパーク(有)へご相談ください。

ハマニグリーンパークでは施工実績を随時更新中です。
ぜひこちらもご覧ください⇒ 「施工アルバム」

WRITER 木本 幸代

エクステリアアドバイザー

保有資格

1級エクステリアプランナー
コンクリートブロック工事士
ブロック塀診断士
簿記2級

お庭に関する疑問点や質問に的確に答えられるよう日々勉強してまいります。常に笑顔でお客様をお待ちしております。

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