ガーデンコラム
COLUMN
2018.06.22
尾上
2018.06.22
ブロック塀 診断チェック! -あなたのお家は大丈夫?ー
目次
こんにちは。
浜松市浜北区にあるエクステリア専門店
「ハマニグリーンパーク」です。
大阪の地震で、ブロックの倒壊による悲しいニュースが報じられました。
お家を守るためのブロック塀も、時として危険につながる事があります。
特に、建ててから20年以上経過したブロック塀は、表面は何ともなくても中の鉄筋が錆びたり、セメントが劣化して強度に不足が出てきます。よく見るとブロック塀からいろいろな危険信号を発しているかもしれません。
そこで今日は、ブロック塀をご自分で簡単に診断できるチェックする方法をご紹介します。
もしもの時に備えて、この機会に是非チェックしてみてくださいね。
ブロック塀安全点検チェック項目
①塀は作って15年以上ですか?
②塀の高さは1.6m以上ありますか?
③もともとあったブロックに、新しく積み足しをしましたか?
④ブロックの厚みは12cm未満ですか?
⑤透かしブロックは2個以上連続使用していますか?(※透かしブロックとは?写真1参照)
⑥控えブロックは作っていない?(控えブロックとは?写真2参照)
⑦笠木は壊れている?(笠木とは?写真3参照)
⑧鉄筋が露出している場所がある?
⑨フェンスの錆やぐらつきがある?
⑩コケの付着や腐敗がある?
⑪石垣や大谷石の上のブロック塀?
⑫ブロックに、ひび割れ、亀裂、破損がある?
⑬土や樹木の圧力を受けている?
⑭ブロック塀が傾いている?
⑮ブロック塀を押すとぐらつく?
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~以下補足説明~
⑤透かしブロックは2個以上連続使用していますか?
※すかしブロックとは?
ブロック塀の装飾性や通気性を高めるために用いる、穴の空いたコンクリートブロック。
他にも様々なデザイン、素材の透かしブロックがあります。画像はあくまでもイメージです。
⑥控えブロックは作っていない?
※控え壁とは?
控え壁とは塀が風や地震で倒れないように面であるブロック塀に対し強度を補うために、壁から直角に突き出して設けられた補強壁。塀高さが1.2mを超えるときは、長さ3.4m以内ごとの設置が定められています。
控え壁とは塀が風や地震で倒れないように面であるブロック塀に対し強度を補うために、壁から直角に突き出して設けられた補強壁。塀高さが1.2mを超えるときは、長さ3.4m以内ごとの設置が定められています。
⑦笠木は壊れている?(笠木とは?写真3参照)
※笠木とは?
壁などの上端を保護や雨仕舞いするカバー目的などでつけられる仕上げ材のこと。素材は多岐にわたり、画像のようなコンクリート製のものから、アルミ製、レンガ製、石製と多岐にわたります。画像はあくまでもイメージです。
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青文字①~⑩の項目で2個以上
赤文字⑪~⑮の項目で1個以上当てはまったら危険とみられるブロック塀です。
専門家のブロック塀診断士に相談しましょう。
また、大谷石、万年塀、石垣の塀は、ブロック塀に比べて倒壊の危険度が高いと言われています。
心配な方は一度専門家に見てもらう事をおススメします。
ハマニグリーンパークには、ブロック塀診断の免許を持ったスタッフがおります。ブロック塀診断の依頼も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
特に浜松をはじめ、東海地域は、いつ地震がきてもおかしくないと年も昔から言われ続けている地域。
備えるに越したことはありません。今一度、安全の見直しの為、ブロック診断をしてみてくださいね。
ハマニグリーンパークでは、ブロック、境界工事をはじめ、新築外構からお庭のリフォーム工事、お家の外回りに関する様々な工事を手掛けております。外構工事をお考えの方、お家の外まわりで何かお困り事がある方は、ハマニグリーンパークへお気軽にご相談くださいませ。
WRITER 尾上 安寿佳
エクステリアアドバイザー
保有資格
1級エクステリアプランナー
お客様に伝わりやすい、わかりやすいを心がけて作図業務に携わっています。お客様に満足していただける外構づくりを目指して頑張ります。