という疑問にお答えいたします。

アルミは、お手入れ不要と思っていませんか?
アルミは、他の材質、例えばスチールなどに比べてサビなどには強く丈夫な素材でできています。
しかし、汚れを放置しておくと、腐食の原因になってしまうこともあります。



美しいアルミの光沢をいつまでも維持するためにも、年に数回お手入れすることをおススメ致します。

■サビてしまう原因とは■
サビには強い特徴を持つアルミですが、それでもサビてしまう原因って何だと思いますか?
一番の原因は、ホコリ、すす、排気ガス、砂、地域によっては潮風などのが付着することです。
そのままにしてしまうと、大気中の湿気や雨によって汚れが腐食性水溶液に変化します。
その結果、アルミ表面の酸化膜というアルミを守っている膜を溶かしてしまい、アルミ本体をサビさせてしまうのです。
たかが、ホコリ、汚れと言ってもこんなことになってしまうので驚きですよね。
また、アルミ周りに木材が使用されている場合は、サビ防止のために塩素イオンなどが注入されていることがあります。木材が雨により水分を極端に含むと、ビス穴がサビてしまう原因になります。
また、ガスによってもサビの原因になります。例えば給湯器から排出される排気ガスがアルミにかかるとサビの原因となります。ガスに含まれる硫黄硫化物や窒素酸化物が雨水と化学反応を起こすと、アルミをサビさせる原因になります。
■お手入れの際の注意点■
・布やスポンジなどやわらかいものを使用してください。
・金属ブラシ、スチールウール、目の粗い紙やすり等は製品を傷つけてしまうので使用しないでください。
・洗剤を使用する場合には、中性洗剤を薄めてからご使用ください。角などに洗剤が万が一残ってしまうと、腐食の原因になりますので使用後はよく洗って拭き取ってください。