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ガーデンコラム

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2023.09.01

エクステリア商品のお手入れ方法

2023.09.01

アルミ製品のお手入れ方法(フェンス・門扉)

目次

2023フェンス

玄関の門扉やフェンス等、アルミ製品エクステリアのお手入れ方法ってどうしたらいいの?

という疑問にお答えいたします。
 
アルミは、お手入れ不要と思っていませんか?
アルミは、他の材質、例えばスチールなどに比べてサビなどには強く丈夫な素材でできています。
しかし、汚れを放置しておくと、腐食の原因になってしまうこともあります。
 
美しいアルミの光沢をいつまでも維持するためにも、年に数回お手入れすることをおススメ致します。
 
 

【サビてしまう原因とは】

サビには強い特徴を持つアルミですが、それでもサビてしまう原因って何だと思いますか?
一番の原因は、ホコリ、すす、排気ガス、砂、地域によっては潮風などのが付着することです。
そのままにしてしまうと、大気中の湿気や雨によって汚れが腐食性水溶液に変化します。
その結果、アルミ表面の酸化膜というアルミを守っている膜を溶かしてしまい、アルミ本体をサビさせてしまうのです。
たかが、ホコリ、汚れと言ってもこんなことになってしまうので驚きですよね。
 
また、アルミ周りに木材が使用されている場合は、サビ防止のために塩素イオンなどが注入されていることがあります。木材が雨により水分を極端に含むと、ビス穴がサビてしまう原因になります。
また、ガスによってもサビの原因になります。例えば給湯器から排出される排気ガスがアルミにかかるとサビの原因となります。ガスに含まれる硫黄硫化物や窒素酸化物が雨水と化学反応を起こすと、アルミをサビさせる原因になります。
 
 

【お手入れの際の注意点】

・布やスポンジなどやわらかいものを使用してください。
・金属ブラシ、スチールウール、目の粗い紙やすり等は製品を傷つけてしまうので使用しないでください。
・洗剤を使用する場合には、中性洗剤を薄めてからご使用ください。角などに洗剤が万が一残ってしまうと、腐食の原因になりますので使用後はよく洗って拭き取ってください。
 

【アルミ形材(形材門扉・フェンス等のアルミ材)】

<軽い汚れの場合>

濡らした雑巾や布で拭きとったあとに、から拭きします。

一定方向にこすり取っていきます。コーナー部を過度にこすらないよう注意してください。

 

<ひどい汚れの場合>

中性洗剤を薄めて汚れを落とし、洗剤が残ってしまわないように水洗いしてからから拭きします。

クリーナーまたは、中性洗剤を含ませたやわらかい布で節目方向に表面を軽くこすりながら汚れを取ります。
 
みがき粉、タワシ等かたいものではこすらないようにしてください。キズが付いてしまう恐れがあります。
また、酸やアルカリ、塩素等の化学薬品は使用しないでください。

<サビが出ている汚れの場合>

スコッチブライトで表面をこすり、サビを除去してください。

中性洗剤をつけて、目の細かい紙やすりで軽くこすります。

サビや汚れを取り除き、その後水洗いしてください。
場合によっては、アクリル系の塗料を塗布し、補修してください。
塗料で補修する前には、表面をキレイに清掃してください。
 
お手入れの際に使う布やスポンジはやわらかいものを使ってください。
金属製のブラシなどを使うと傷が付いてしまうので注意してください。
また、木目調などのアルミは、傷が付きやすいので注意してお手入れしてください。

【まとめ】

外構工事

・中性洗剤は、ママレモンやチャーミーグリーン、キュキュット、ファミリーフレッシュ等々を1~2%水溶液を用意し仕様してください。

 
・家具や床などに使用する溶剤系洗剤のクリーニング剤や、便器、タイル洗剤などの酸性、アルカリ性の洗剤は、表面の皮膜を剥がしてしまう恐れがあるので使用しないでください。
 
・磨き粉や、タワシなどの固いものでは擦らないでください。
 
・溶剤系洗剤または、クリーナーは皮膜、塗料を溶かす恐れがあります。
 
 
アルミは、サビにくい性質をもっており、表面処理を施していますが、砂や泥やほこりなどが付着したまま放置しておきますが、化学作用や電気化学反応でアルミの表面が侵され、腐食の原因となります。
早い段階から水をかけて汚れをおとして予防しましょう。
アルミ建材商品をいつまでも美しくお使いいただくためにも、定期的なお手入れをおススメします。
 

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