ガーデンコラム
COLUMN
2021.02.26
カーポートの選び方
2021.02.26
カーポートの選び方のコツ教えます。
目次
■カーポートで暮らしが変わる。
カーポートは、単に車を停めるためのスペースと思っていませんか?
実は、選ぶ際にきちんとポイントを把握しておけば、暮らしに合った、より快適で理想的なカースペースを演出することができます。さらに、デザインにこだわれば家の顔になったり、趣味のための場所にアレンジすることも可能です。
カーポートの最新情報や幅広いラインアップなどから、暮らしにぴったりのカーポートを見つけてください。
■約3割もの人たちが「やっぱりカーポートが欲しかった」と思っています。
カーポートやデッキなど、外まわりに関するものが多いという結果に。
予算の関係もあって後回しにしてしまいがちですが、カーポートをはじめ外まわりの計画も、間取りと同時に考えておくのが、満足度の高い家づくりのカギと言えそうです。
カーポートで解消したい困りごとは?
車の汚れをなんとかしたい・・・
→雨や汚れから守り、洗車回数を減らせます。
車だけでなくバイクや自転車も置きたい・・・
→広いガレージタイプや駐輪スペース付のカーポートもあります。
雨の日、荷物があると傘もさせない・・・
→雨に濡れることなく乗り降りが楽々。
車に積もった雪下ろしが大変・・・
→雪や霜から車をしっかりガードします。
建物と一体感のあるデザイン
■シンプルで高級感のあるカーポートに。
重厚な建物のデザインにとけこむように直線で構成。プライバシーを確保しつつ、スリットのおかげで外の気配も感じられます。車庫の天井材を木目調にして、内側からも重厚感を演出。
玄関のひさしと重ね、雨に濡れずアプローチできるよう工夫されています。
■大人の趣味空間を実現。
開閉式のパネルや採光屋根で明るく居心地のいい空間に。
駐車場だった場所をリフォームし、開放感のあるガレージと明るいカーポートを併設。
油絵、筋トレ、ドライブ、ロードバイクなど、幅広い趣味のスペースを実現できます。
■建物とマッチするカーポート。
シンプルなデザインが美しく調和。
カーポート本来のシンプルさを活かしつつ、サイドに木製のスクリーンを設置することで、建物に合うデザインになりました。
知れば納得!はじめてのカーポート選び
カーポートの購入を検討するも、わからないことだらけ。
カーポート選びの基本から学んでいきましょう。
■カーポートのスタイルを知ろう
大きく分けるとスタイルは2つあります。
好みはもちろん、住まいとデザインバランス、家族のライフスタイル、周辺環境などを考慮して、最適なスタイルを選びましょう。
■ルーフスタイル
駐車スペースに屋根をかけるカーポート。
乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすく、また省スペースなのが特長です。
ただ、防犯面や悪天候の際の乗り降りには不便な面もあります。
■ガレージスタイル
車を全体カバーするガレージ。車を風雪から守ることができるだけでなく、防犯上も安心です。車の買い替えなどを考慮して、スペースや高さに余裕をもって設計するのがオススメです。
条件について考えよう
■カーポートのサイズ
幅(W)=「間口」
車の入口部分の寸法を指し、置く台数によって最も大きく変動する部分。車を出し入れする時の回転半径やドアの開閉なども考慮して、車体の幅よりも余裕のあるサイズに。
長さ(L)=「奥行」
カーポート全体の長さで、車体の全長+60㎝~が一般的。ただし、2台以上の車を縦列駐車する場合などは、必要な奥行も変わってきます。
高さ(H)=「柱の高さ」
高さは一般的に柱の高さを指します。車体の高いワンボックスカーやキャリアーを取り付けている場合は、それに応じた高さに。
■車のサイズ
ドア幅なども含めてチェック。
カーポートを選ぶ際には、駐車する車のサイズを知っておくことが先決です。
正確なサイズを車検証などで確認しておきましょう。
ドアの開閉方式や形状などもあらかじめチェックを。また、将来どんな車に乗るかも考えながら選ぶことも大切です。
■駐車スペースのカタチ
出し入れしやすい形状を。
駐車スペースは、前面道路との位置関係、つまり車の出し入れのしやすさによって、適した形状やサイズがあります。
スポーツカータイプだとドアが大きかったりしますので、余裕があった方が乗り降りしやすいです。
■置く車の台数
台数によってカーポートもいろいろ。
敷地の広さなども考慮しながら駐車する車の台数を決め、それをもとにサイズに合ったカーポートを選びましょう。
☆1台用☆
車1台分の駐車スペースがある場合。
☆1.5台用☆
車1台分の駐車スペースに自転車用のスペースも欲しい場合や、全長が長い車にも対応できます。
☆2台用☆
すでに車が2台ある。あるいは、今は1台だが、2台分の駐車スペースを確保しておきたい場合。
☆3台用☆
ゲスト用の駐車スペースを含めて、車を3台以上駐車したい場合。
イマドキのカーポートが知りたい!
■カーポートのトレンドや活用術をチェックしよう。
カーポートは、そのスペースの使い方や選ぶ商品によってもかなり利用価値が変わってきます。
どんなことができるのか、どのような商品があるのか、カーポートの最新情報をチェックして、住まいのカーポート選びに役立ててみましょう。
■カーポートで暮らしを豊かに。
ただ車を停める場所としてだけでなく、カーポートを趣味のためのスペースとして使ったり、植物を取り入れて演出したりすることもできます。
多機能にカースペースを利用することができれば、暮らしは豊かになります。
■パーティーや趣味の空間としても使いたい。
車が出払うことが多い場合は、日差しを避けつつガーデンパーティーを楽しめるようにすると、使い方の幅が広がります。また、周囲に趣味の道具を収納したり、ものづくりのスペースとして活用することもできます。
■自転車やバイクも置きたい
車のサイズにさらにプラスアルファした寸法でスペースを設けるのがコツ。
雨の日でもスムーズに乗り降りできるだけでなく、駐輪スペースとしても活用できます。
■強風に耐えられることは必須事項
吹き付ける風にも揺るぎなく。美しさと強さを兼ね備えたカーポートがオススメです。
大型で強い台風並みの風速=42m/秒相当の風にも負けない安心の耐風圧強度を誇るカーポートも。
強度部材の設計に構造解析によるシミュレーションを用い、最適な構造を追求。これまでの部材サイズを維持したままで耐風圧強度が約20%向上しています。
■車の出し入れをスムーズに
駐車が苦手な方にもおススメなのが、カーポートの前方に柱がないタイプです。
フロント部分が180℃オープンになっているので、ご自宅の前の道路が狭くてもスムーズに車を出し入れできます。
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