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樹木 病害虫と対策

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【植物に付く病気】
葉に斑点ができてしまったり、一部が変色したり、新しい葉に白いカビが付着したり、葉が奇形になる。
花弁に斑が入り腐敗する。茎や根っこが腐敗し、全体的に枯れてしまう、植物全体に元気がない、等々。
植物を育てていると様々な症状に見舞われることがあります。
原因は、病気であったり病害虫であったり、細菌、ウィルス、栄養不足、日焼け、大気汚染、塩害等々が考えられます。

【益虫】
何らかの形で、人間の役に立つ昆虫、小動物、虫などです。あくまでも個々の人間と生物の相互作用で決まる利害関係を表すものです。
益虫には、主に2種類あります。
1つは農作物、花、樹木などを荒らす害虫を捕食してくれる虫です。
もう1つは、人間に資源をもたらす虫です。


【害虫】
人間や、家畜、ペット、農産物などにとって有害な作用をもたらす虫のことです。
害虫は、人間にも被害が多く出るので非常に厄介です。
庭に発生する害虫で一番件数が多いものはアブラムシです。アブラムシは強い繁殖能力をっ持ち、集団発生しやすいのが特徴です。庭の植物の葉や茎を好み、植物を水分を吸い取り枯らしてしまいます。
ちなみに、アブラムシの天敵はテントウムシが有名です。

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■樹木■ ■病名■ ■発生しやすい木の種類■ ■被害、防除、殺虫剤の使用■
アオキ 炭そ病 多くの植物に発生します。 新葉に褐色または、黒褐色の病斑が発生し、枝先、実にも発生します。その被害部に生じた胞子が伝染減になります。 防除方としては、葉・枝などを集めて焼却したり、剪定して日照り、風通しをよくしたり、発生が多ければ殺虫剤を散布します。
カシ うどんこ病 カシ類、シイ、クヌギなどに発生 若葉に白い斑点が発生。やがて全体に拡大します。発生が激しいと茎葉の全体を覆います。乾燥状態が続くと多発します。 防除法としては、病気になった葉を集めて焼却し、発生したら殺菌剤を散布します。
カシ モチノキ モッコク すす病 カシ類、ツバキ、モチノキ、クチナシ、ササなど広範囲の樹木に発生 葉、枝、幹を黒色のすす状の糸状菌が覆います。アブラムシ類やカイガラムシ類の排泄物を栄養源として繁殖します。 防除法としては、アブラムシ、カイガラムシを防除してすす病の発生を予防します。選定して風通し、日当たりをよくして発生を防ぎます。有効な薬剤がないのが悲しいところです。
てんぐ巣病 ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、ヤマザクラなどに発生 一部の枝に沢山の小枝がほうき状に出る病気です。放置すると木の勢いが悪くなります。発病の多いソメイヨシノは、花見のころに病気に侵された部分の葉が緑になるので非常に目につきやすいです。 防除法は、冬に枝を切り取り焼却。枝の基部のふくらみを残さないように切り取ります。てんぐ巣病にも有効な薬剤はないので、切り口からの材質腐朽菌の侵入防止と癒合促進のためトップジンMペーストを塗布したりします。
サザンカ  ツバキ もち病 サザンカ、ツバキに発生 5~6月の新葉が展開する頃に葉や新梢が異常に肥大し、餅がふくらんだような症状になります。放置すると肥大部に形成された胞子によって病気が蔓延します。 防除法としては殺虫剤を散布します。前年に発生した場合は、翌年も発生することが多いので萌芽する前から殺虫剤を散布して、発生を防止します。
サルスベリ うどんこ病 サルスベリに発生 春に伸び始めた葉や若い枝に白い斑点が発生し、のちに全体が白い粉に覆われる。多発すると葉や枝先が白い粉に覆われ変形。毎年発生すると、生育が阻害されます。 防除法は、落ち葉を集めて焼却。感染した枝を除去。発生の初期から殺虫剤を散布。
葉枯病 針葉に灰褐色の帯状の病斑が発生し、暗褐色の帯が現れて交互に並び、やがて枯れます。梅雨の時期に蔓延し、夏から秋にかけて被害が激しくなります。 防除法としては、殺虫剤を使用します。
葉ふるい病 アカマツ、クロマツなど 春に針葉が褐色し落葉します。夏頃、松の針葉に淡褐色の小さなかびが発生し、その状態で冬を越します。翌春に葉は灰褐色になり落葉します。枯死した葉には黒色と横縞と黒い楕円形の小斑点が並び、8月ごろに胞子が現れて飛散し、病気が蔓延します。 防除法として、葉や落ち葉は放置せず集めて焼却します。樹勢の弱ったものに発生するので、肥料管理で樹勢の回復をさせます。発生したら被害の拡大を防ぐために殺虫剤を散布します。 春に針葉が褐変し落葉し、夏ごろ、松の針葉に淡褐色の小さなカビが発生します。その状態で冬を越すと、翌春に灰褐色に変わり落葉します。枯れた葉には黒色の横縞と黒い楕円形の小斑点が並び、8月ころに胞子が現れて飛散し病気が蔓延します。 防除法としては、落葉は放置せずに焼却し、肥培管理によって木の回復をはかります。発生してしまったら被害の拡大を防ぐために殺虫剤を散布します。
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■樹木名■ ■病害虫名■ ■被害、防除法■
クチナシ オオスカシバ 尾に角がある大型のアオムシが葉を食い尽くします。幼虫のサイズは60~70㎜。淡青緑色で葉の色に似ています。側面に斑点があります。 防除法としては、幼虫による食害痕を早期に発見し、捕殺したり殺虫剤を散布します。
アメリカシロヒトリ 桜などの葉に幼虫が群がって食べます。初期は葉の表皮と葉脈だけ食べ残すので、葉がすけて見えます。大きくなると分散して葉を食べているので丸坊主になります。老熟幼虫のサイズは約30㎜。背は灰黒色、側面は淡黄色で黒点があります。 防除法としては、幼虫が集団でいれば枝を切除したり、幼虫の発生初期に殺虫剤を散布します。
イラガ イラガ類の幼虫は背に有毒な棘があって、触れるとすごく痛いです。幼虫は単独で暮らして葉を食害しますが、大きな被害が発生する恐れはありません。イラガは幹や枝の上に球状の固いマユをつくり、その中で冬越えします。 防除法としては、幼虫を見つけたら、捕殺するか、冬に繭をたたいて踏みつぶす。多発したら殺虫剤を散布します。
サクラフシ アブラムシ 新葉の展開期に、葉裏に寄生して葉の緑の一部を袋状に巻いた虫こぶをつくり、その中で吸汁します。虫こぶは、紅色となるので目立ち、木の美観も損なわれます。 防除法としては、葉の展開する時期に、被害を見つけたらすぐに殺虫剤を散布することが有効です。
モンクロ シャチホコ(サクラケムシ) 大量発生すると、葉を食べつくし大きな被害をもたらします。幼虫は、はじめ赤褐色で葉裏に集団で暮らしています。老熟幼虫は紫褐色で、サイズは約50㎜となります。 防除法としては、幼虫が集団でいるときに捕殺。幼虫が小さいうちに殺虫剤を散布します。
サンゴジュ サンゴジュハムシ 成虫、幼虫ともに食害します。春の幼虫の食害は葉に不規則な穴をあけ、夏の成虫の食害は片面を食べ食害痕が褐変して汚く見えます。被害の発生時期も長くて厄介です。老熟幼虫のサイズは約10㎜です。 防除法としては、幼虫と成虫の発生初期に殺虫剤を散布します。
ツゲ ツゲノメイガ 4~5月頃の新梢の葉が糸でつづられ、その中で幼虫が葉を食害します。若い幼虫は葉肉だけを食べるので、葉が白くなり被害が目立ちます。大きくなった幼虫は葉を食べつくすので発生量が多いと枝が枯れてしまいます。 防除法としては、幼虫の発生初期に殺虫剤を散布します。
ツツジ・サツキ類 ツツジグンバイ 葉の裏側に成虫と幼虫が群がって吸汁します。そのため、葉の表側の緑色が失われてかすり状の黄白色となり、美観を損なってしまいます。葉裏には糞や脱皮殻がつき、成虫は3~4㎜で相撲の軍配の形をしています。 防除法として、発生したら殺虫剤を散布します。発生は長期間になるので定期的に散布します。
ツツジ・サツキ類 マメコガネ 5月頃から、日中大きさが10㎜ほどのコガネムシが葉に不規則な穴をあけます。成虫の食害は集団で行うことが多いです。 防除法としては、成虫を捕殺します。成虫の発生器に殺虫剤を散布しても次々と飛来するので完全に防ぐのは難しい害虫です。
ツツジ・サツキ類 ルリチュウレンジ ツツジなどの葉に幼虫が群がって、葉の中軸だけ残して食べます。多発すると枝の先端部分まで食べられて丸坊主にされます。サイズは約25㎜の幼虫で淡黄緑色をしており、全身に黒い点があります。 防除法として、幼虫を見つけたら捕殺します。幼虫の発生初期に殺虫剤を散布します。
ツバキ カメノコロウムシ(カイガラムシ) 枝や葉に寄生して樹液を吸うため、樹勢が衰えたり、枝が枯れたりします。すす病を誘発して樹木のろう物質で厚く覆われています。サイズは4㎜程度で亀の甲羅状をしています。 防除法として、小発生であれば、ブラシなどでかきとることもできますが、剪定して通風・日照をよくしたり、幼虫の発生期と樹木の冬眠期に殺虫剤を散布します。
ツバキ チャドクガ 幼虫は、葉の裏で食害するため、葉の表面に黄色い模様ができます。幼虫は群れで食害します。成虫・幼虫・脱皮殻に毒毛があり、卵塊にも成虫の毒毛がついているので、触れると激しいかゆみをともなう発疹ができてしまいます。幼虫の色は黄色~黄褐色です。
マツアワフキ 新梢に白い泡がついて、観賞の妨げになります。新梢の葉の基部にいる5㎜程度の幼虫が吸汁しながら水分を出し、それが泡となります。吸汁によって生育が阻害されることはありません。 防除法として、泡を取り除き、中にいる幼虫を捕殺します。高いところに発生している場合は、殺虫剤を散布します。
マツカレハ(マツケムシ) 4~6月ごろ、越冬を終えた幼虫がマツの針葉を激しく食害します。ふ化した幼虫は集団で葉を食べますが、成長すると分散します。老熟幼虫は60㎜にもなり大型です。 防除法として、10月上旬頃にコモ巻きを行い、早春に除去して中にいる幼虫を捕殺します。越冬した幼虫が葉を食べ始める頃に殺虫剤を散布し、多発した場合は、秋の幼虫の発生初期に殺虫剤を散布します。
マツノザイ センチュウ (マツクイムシ) 夏の終わり~秋にかけて、針葉が急速に黄褐色に変わり萎えてしまいます。やがて全体的に枯れます。羽化したマツノマダラカミキリによって運ばれたマツノザイセンチュウが、松の樹体内で増殖し、水分の移動を妨げます。 防除法として、マツノマダラカミキリ成虫を防除するための殺虫剤散布か、マツノザイセンチュウの増殖を防止するための樹幹注入剤の処理を行います。注入はマツノザイセンチュウが浸入する3ヵ月前までに行います。
モッコク モッコクハマキ 幼虫が枝先の葉をつづって食べます。茶褐色の葉が樹上に長く残り、見苦しいです。幼虫は15㎜ほどで2~3枚の葉をつづって中で葉を溜めます。 防除法としては、つづった葉を見つけたら中の幼虫を捕殺します。葉を巻き始める時期に殺虫剤を散布します。
害虫は、木を餌にして大きくなり、植物に被害を与えます。

【食害タイプ】は葉を食べて栄養を摂取します。
葉、新芽、花、根、枝、幹の中など病虫の種類によって被害箇所が異なります。
通常は被害箇所周辺に害虫の姿をみつけることができますが、中には土や植物の中に隠れる、または飛んで逃げてしまうなどという種類もいます。

【吸汁タイプ】は、葉に寄生したり、茎に寄生し、植物からの樹液を吸い出して栄養を摂取します。
生育に大切な養分が含まれている体液を吸汁されるため、加害された植物は生育が悪くなったり枯れたりしてしまいます。中にはウイルス病を媒介する種類の害虫もいるので駆除が必要です。

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■草木灰
病虫対策として注目されています。水溶性のカリウムが強く即効性が強いので、面積に応じて適量をまくことをおススメします。

■木酢液
使い方としては、1リットルの水に1杯の木酢液を薄めます。滴り落ちるほどタップリ目に使うことで葉にも土壌にも使用でき、便利です。

■牛乳
一切科学用品に頼らなくても駆除できるのがメリットです。使用方法は空のスプレーに牛乳をそのまま入れて、害虫が発生しやすい葉の裏側などに散布します。散布した後はよく乾かすことで牛乳の膜ができますので牛乳につられてやってきたアブラムシを窒息死させることが可能です。駆除した後は、水をまいてキレイにしましょう。

■ハーブ
育てている草花の近くにハーブを植えてみると効果的です。ハーブを植える注意点としてはハーブは、とても繁殖能力が高いのでプランターで育てることをおススメします。雑草なみにどんどん増えてしまい抜くのが大変になります。

草木灰は、草や木を燃焼させた後の灰のことです。病虫対策として良いとされている肥料です。
木酢液には、除菌・消炎作用のある液体で炭を作る過程で水蒸気を冷却したものです。
庭で最も発生率が高いアブラムシ対策として有効なのが牛乳なんです。
ハーブでは、レモングラス・ローズマリー・ミントなど匂いが強いハーブは防虫効果が高いと言われています。

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