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植物(樹木・草花)
ヤマモミジ(カエデ科)
ヤマモミジ
■カエデ科
■落葉広葉樹
開花期:5月頃
花 色:濃紅
木の特徴・性質
イロハモミジに比べて葉がやや大きいのですが、生育していた場所によって葉の大きさは異なります。
紅葉の仕方も樹木によって多少違いがあります。
紅葉だけにはとどまらず、新緑、夏の緑陰、落葉後の梢の繊細さまで、四季を通して楽しませてくれます。
育て方のポイント
◆自然樹形が美しいので手間はあまりかかりません。
◆剪定
コツは、落葉直後に徒長枝はもとから切りとり、小枝は手で折り込みます。
5~6月頃にも折り込みます。
樹形は自然風にしなやかに形づくるのがポイントです。
◆肥料
12月に寒肥として油かすや有機質肥料を、6月にもやや少なめの量を追肥として施します。
※徒長枝(とちょうし)とは
樹木の剪定した切り口付近から直立して出る発育の良い枝のこと
病害虫について
病害虫は、気候により発生します。
テッポウムシ(カミキリムシの幼)は幹を食い荒らし、発見が遅れると木を枯らしてしまいます。
5~9月は幹まわりを観察し、木の食べかすや糞が幹の周囲に散乱していないかチェックしてください。
4月頃アブラムシがつくことがありますので発生し次第駆除します。
風通しが悪いとうどんこ病も出やすくなります。
【テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)】
木の幹に穴をあけて入り込みます。
発見した場合は、穴から薬剤を注入してください。
【アブラムシ類】
あらゆる植物に寄生します。
体長は2~4mm程度の小さな虫ですが、繁殖力が旺盛で、汁を吸って害を与えます。
新葉をまいてしまう種類もいます。
またウイルス病の媒介をしたり分泌物でアリを誘引したりします。
【うどんこ病】
若い葉や茎の表面にうどん粉をまぶしたように白いカビが一面に生えます。
広範囲の植物に一年中発生しますが、一般には春と秋に多発します。
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