冬に寒くなると同時に庭は色彩的にも寂しくなりがちですが、そんな冬の間、寒くなればなるほど赤みを帯び、庭に鮮やかなアクセントを演出してくれるのが、オタフクナンテンです。
古くから「難を転ずる」など、縁起木としても庭に植えられた“南天”の園芸品種となり、樹形はほぼ球形、成長は遅く、最終サイズも小さめです。
グランドカバー、寄せ植えの素材、またコニファーと組み合わせれば青色、黄色、緑色を鮮やかに引き立ててくれます。
◆日当たり、水はけのよい場所に植えます。
日当たりが悪いと冬のきれいな紅葉がでなかったりします。また、軒下などで冬の寒風に当たりにくい場所は紅葉があまりしません。
◆放任すると幹だけ伸びて、下葉が落ちて見苦しくなるので、5~6月に切り戻しをして樹形を整えます。
◆肥料
2月頃に寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。