ガーデンコラム
COLUMN
2019.05.17
木本
2019.05.17
犬と暮らす庭・ドッグラン
目次
こんにちは
浜松市浜北区の外構業者ハマニグリーンパークです


今回は犬と楽しむお庭やドッグランをつくる際のポイント、注意点を紹介いたします

ポイント1 逃走・飛び出し
【しっかり囲って命を守る。
「高さ」や「すき間」に注意!】
「動物愛護法」でペットの飼い主は逃走を防ぐ義務があります。
愛犬の命を守るためにも逃走・飛び出しをさせないエクステリアの工夫が必要です。
対策としてはフェンスの高さ、形状を犬種の特徴に合わせて設置することが有効です。
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縦格子のフェンス・ガーデンスクリーン
フェンスは犬が足をかけた際、爪がフェンスに引っかかって外れなくなったりケガをする危険性もあります。
また、犬種によってはよじ登って外に出てしまうこともあるため、フェンスは縦格子のものが有効です。
縦格子のフェンスは外部からの視線を程よくカットしつつ住まいの印象もグレードアップできます。
ポイント2 ケガ・骨折
【落下や転倒を防いで、
楽しく走りまわれるように】
庭などの屋外空間は犬が喜んでテンション高めに走りまわります。
高所からの落下、足場の悪いところでのつまづきや転倒など、暮らしの中での思わぬケガを防ぐためには滑りにくい床材選び、段差をなくす等の工夫が必要です。
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人工木デッキ
犬にとって滑りやすい床は体に大きな負担がかかります。
特に大型犬や胴長短足犬は足腰への負担が大きく、介護が必要な病気を発症するおそれもあるようです。
それを防止するために、テラスやデッキの床材は滑りにくいものを選ぶと良いでしょう。
人工木はやさしい手触りで、割れやささくれができないため肉球にやさしく、ほどよい凹凸があり滑りにくいので安心です。
いろんなメーカーの人工木デッキがありますが、ほとんどはスロープや階段等のオプションがあるため、犬種、お庭に合った設計が可能です。
ポイント3 やけど・熱中症
【犬は体温調節が難しいため、
暑さ対策は万全に!】
犬は汗による体温調節がほとんどできないため、暑い時期は想像以上に暑さの悪影響を受けてしまいます。
日陰をつくる、床の温度に注意する等の細かい配慮が必要です。
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日除け・シェード
このような日除けで直射日光を防ぎましょう
また、外で犬の体を洗う場合にもこのようなシェードや屋根を設けて直射日光が当たらないようにするのがベターです。
長時間にわたって濡れた毛に直射日光が当たると、皮膚にやけどのような症状を起こすことがあるそうです。。。
ポイント4 水たまり
【古い水には雑菌がいっぱい!
ためたままはNG ! 】
水たまりの水は寄生虫や細菌等に汚染されている可能性が高く、それを飲むことが原因で感染症を起こす可能性があります。
水飲み場やプールも使用後は必ず水を抜いて不用意に水たまりをつくらないよう注意が必要です

ポイント5 有害植物
【身近な木や草花にも
有害なものがたくさん!】
愛犬と安心して楽しめる庭をつくるためには庭に生息する植物の特性を知ることも大切です。
上の写真の草花は身近なものにもかかわらず犬にとって害を及ぼす危険がある植物です。
このほかにもたくさんあるため、植栽をする際には事前にその草花を十分に調べて安全を確認することが鉄則です

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いかがでしたでしょうか

今回は犬と暮らす庭やドッグランをつくる際のポイント、注意点を紹介しました。
何か相談したいことがあればお気軽にハマニグリーンパークまで

WRITER 木本 幸代
エクステリアアドバイザー
保有資格
1級エクステリアプランナー
コンクリートブロック工事士
ブロック塀診断士
簿記2級
お庭に関する疑問点や質問に的確に答えられるよう日々勉強してまいります。常に笑顔でお客様をお待ちしております。