ガーデンコラム
COLUMN
2018.06.30
尾上
2018.06.30
『シマトネリコ』は常緑樹の王様! -人気の庭木紹介ー
目次
こんにちは。
設計の尾上です。
今日は、ハマニグリーンパークの展示場で見られる植栽をご紹介します。
今日ご紹介するのは、庭木として人気のあるシマトネリコ。
常緑の王様と呼ばれるほどに、非常に人気の高い植栽です。
その人気の理由や育て方のコツなどを簡単にご紹介致します

シマトネリコ
科名:モクセイ科
性質:常緑または半落葉広葉樹
開花期:5~6月頃
花色:白
性質:常緑または半落葉広葉樹
開花期:5~6月頃
花色:白
樹形:高さ/5~20m 幅/5~20m
木の特徴・性質
5~6月、枝先や葉の付け根から、円錐状に長さ2~3mmの白い花を密に咲かせます。夏には長さ2.5~3cmの細いへら形の翼果が、樹冠が白く見えるほど見事につきます。
本来は熱帯から亜熱帯の山地に生育する高木で、和風・洋風どちらの家にも似合うために雑木として近年頻繁に使用されるようになりました。近年では露地植えや鉢植えなどに用いられることも増えています。
常緑樹で葉が落ちにくく管理のしやすさと、葉が小さく緑が綺麗に生い茂って見える樹形が庭木として人気の理由です。
また、低温以外には気を使う必要が無く、病害虫も少なく強健で、育てやすさも人気の理由。
ただし、成長が早く、成長すると10mを越す高木となってしまうので、高くなり過ぎないようにこまめな手入れをしてあげる必要があります。
カブトムシが集まる木としても知られています。
育て方のポイント
・場所・・・日光を好みますが直射日光には弱いので、半日陰や日当たりの良い場所で育てます。
・場所・・・日光を好みますが直射日光には弱いので、半日陰や日当たりの良い場所で育てます。
・剪定・・・真冬を除き、必要に応じて随時切り戻します。刈り込みに強く、特に花を期待するわけではないので剪定は難しくありません。軽い樹形を維持するために刈り込むだけでなく、枝を透かすような剪定も行います。
・水やり・・・土質は選びませんが、強い乾燥が苦手です。特に夏の暑い時期はきちんと水やりを行ってください。
・肥料・・・若木には2~3月に寒肥として堆肥に※3要素入り暖効性化成肥料を混ぜて施します。
(※3要素とは…一般的に作物の生育に多量に必要であるといわれている3つの元素、窒素・リン酸・カリを言う)
病害虫について
カイガラムシがつくことがあります。また、ときにはアメリカシロヒトリが発生します。発見したら捕殺します。
※カイガラムシとは…庭木や果樹などに寄生して大きな被害を与えます。排泄物によりすす病やこうやく病などの病気を誘発します。
成虫は防除が難しくなるため、比較的退治しやすい幼虫期(主に5~7月)の薬剤散布が決めてです。
・ガーデングッズエリア
弊社では植栽工事をはじめ、新築外構からお庭のリフォーム工事、お家の外回りに関する様々な工事を手掛けております。外構工事をお考えの方、お家の外まわりで何かお困り事がある方は、ハマニグリーンパークへお気軽にご相談くださいませ。
WRITER 尾上 安寿佳
エクステリアアドバイザー
保有資格
1級エクステリアプランナー
お客様に伝わりやすい、わかりやすいを心がけて作図業務に携わっています。お客様に満足していただける外構づくりを目指して頑張ります。
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