ガーデンコラム
COLUMN
2024.04.09
尾上
2024.04.09
砂利を敷くメリットは? よく使われる砂利の種類は? 外構に欠かせない砂利を深堀
目次
こんにちは。
浜松市浜名区にあるエクステリア専門店
「ハマニグリーンパーク」です。
今日は、外構でも特に多く使用する“砂利”や“砕石”について深く掘り下げてご紹介していこうと思います。
砂利と砕石の違い
●砂利とは?
まず、砂利と砕石の違いを皆様はご存じでしょうか?
砂利とは、長い年月をかけて自然の力によってできた丸く小さな石の集まりのことです。
大きな石や岩が砕け、それが海や川の中を転がることで角が削れてできました。そのため、砂利の見た目は砕石と比べて丸みを帯びた形をしています。
水の力がつくり出すものなので主に海や浜、河床などから採取できます。
砂利は形が丸いせいで、踏み固めてもしっかりとかみ合わない特性があります。その為車が出入りする駐車場で使用すると、タイヤが砂利に沈んで動かしずらくなってしまう為、駐車場での使用はあまりおすすめしておりません。
では砂利は、お庭のどこで使うのがオススメかと言えば、建物周りに敷くのがオススメ。砂利の踏み固めにくいデメリットを利用して、歩くたびにじゃりじゃり音の鳴る砂利ならば不審者の侵入を知らせてくれます。防犯面に効果が期待できるからです。
因みに川砂利と呼ばれるものは、地域によって石の色味が異なります。
浜松市のある静岡県西部地方では、天竜川の砂利が一般的に流通しており、天竜川の砂利は青みがかった色をしています。
お隣の愛知県にある矢作川で採れる砂利は黄色い色をしています。
これは、地域によって石が含む成分や成分量に違いがある為、色味にも違いが生まれているのです。
砂利と一言でいっても、自然が生み出しす素材は奥が深いですね。
●砕石とは?
続いて砕石とは、大きな岩石を人工的に砕いて作ったものを砕石と呼んでいます。
砂利のように自然にできたものではない為、ゴツゴツとした角があり、サイズも不均一な点が特徴です。
砂利と違い角があることで圧をかけたときにほかの砕石としっかり噛み合い、地盤が締まるので、駐車場に用いる際は砂利よりも砕石の使用がおすすめです。
砂利と比べて砕石の方が費用も少し抑えられます。
砂利と砕石の違いはお分かりいただけましたでしょうか?
続きましては、外構において砂利や砕石を敷くメリット、デメリットについてご紹介していきましょう。
砂利を敷くメリット・デメリット
砂利を敷くメリット
①雑草対策
庭に砂利を敷くことで雑草が生えにくくなり、生えても簡単に抜くことができるメリットがあります。
さらに砂利の下に防草シートを敷いておくと、より雑草対策に効果的となりおすすめです。
②防犯対策
砂利を敷くことで、その上を歩く度にじゃりじゃりと足音が鳴るようになり、泥棒などの侵入者に気づきやすくなるメリットがあります。侵入者自身も、周りに気づかれる可能性がある場所を避けたいと思うはずですので、自宅が狙われにくくなる効果も期待できるでしょう。
③水たまりや泥はね防止
土のままのお庭では、雨が降った後に水たまりができてしまいます。水たまりがあると歩きにくかったり、靴についた泥で玄関や周囲を汚してしまったり、泥跳ねにより靴やズボンの裾なども汚れてしまう危険性があります。これら汚れの原因となる水たまりができるのを防ぎたいとお考えの場合にも砂利敷きは効果的。雨水が砂利の間を通り抜けていくので、1ヶ所に水がたまるのを防いでくれて、地面がぬかるんでも、砂利自体がカバーとなって泥がはねるのも抑えてくれます。
④費用が安い
砂利は芝やコンクリート敷きなど、他の舗装方法に比べて費用が圧倒的に安くすみます。
砂利を敷くデメリット
①歩きにくい
足場が砂利であると不安定になるため、平坦なコンクリートより、どうしても歩きにくくなってしまいます。
また、サンダルやクロックスなどは砂利が靴の中に入って歩きづらくなることもあるでしょう。
②車輪が転がりにくい
砂利の上でベビーカーや自転車、台車など、車輪のついたものを転がす時には、タイヤが砂利にとられて扱いにくさを感じる事もあるでしょう。
上記で上げた①、②のデメリット防止の為には、全面を砂利敷きにするのではなく、人が歩く動線部分にはコンクリートや舗装材などでアプローチを設け、平坦になる部分を確保しておくことで歩き難さを解消する事ができます。
③掃除がしづらい
特に落葉樹が葉を落とす季節などは、砂利の上に落ちた枯れ葉を取り除くことは困難で、掃除のしずらさを感じる機会も多いでしょう。
砂利の種類
砂利と一言で言っても、様々な色や種類があります。
最後は弊社でよく使用しており、弊社展示場にもサンプルの用意があるおすすめの砂利を、施工写真と共にご紹介して行きましょう。
①青砕石
輝緑岩を砕いたもの。乾いている状態では青緑色で、濡れている状態では濃い青緑色になります。
シックで落ち着きのあるイメージを演出できる砕石です。外観を落ち着いた雰囲気にしたい時におすすめ。
踏み固める事で石がずれにくくなるので駐車場に敷くのに適しています。
②川砂利(天竜川流域産砂利)
浜松で主に使われている川砂利は、天竜川から採取した天然の砂利です。
砕石と比べると丸みを帯びておて、グレーの落ち着いた色味をしています。
お庭や建物周りに敷くことをおすすめしています。
③チャート石
海の生き物、放散虫の化石から出来た石です。白、黒、赤、茶色などたくさんの色があり、エクステリアに使用するのは茶系が多いです。硬度が高く、風化や摩擦でなくなってしまうことがほとんどない石です。
色合い的に洋風の建物と合わせやすく、植物の緑にもよく映えます。
④白砕石
石灰岩を砕いたものです。
白というよりは薄くグレーがかっているものが多いです。
上品に演出したい時におすすめです。
④矢作砂利
愛知県の矢作川から採れる川砂利です。
チャート石と似た茶系の色味をしていますが、一粒一粒をよくよく見てみると様々な色味が混在しています。
乾いている時、濡れている時で色が変化します。
⑤白川砂利
滋賀県から京都府にかけて流れる白川周辺で採取されていた砂利で、現在では岐阜県の美濃白川砂利が主流になっています。
明るく清潔感がある白色が特徴の上品な石で、全国各地の寺社仏閣、京都御所など古くから様々な庭園で利用されてきました。
和風庭園と言えば白川砂利と言われる程、相性の良い砂利です。
砂利には本当に様々な色味やサイズがございます。用いる砂利によっても外構の印象はがらりと変わるので、外構デザインに合わせた砂利を選んでみてくださいね。
こちらの動画でも砂利の種類と選び方についてわかりやすく紹介しておりますので、興味のある方はこちらも合わせてご覧下さい。
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