ガーデンコラム
COLUMN
2019.09.22
木本
2019.09.22
植栽(庭木)の水やりについて。植え付け直後の植栽は特に大切です
目次
浜松市浜北区エクステリア専門店、ハマニグリーンパークです。
植栽(庭木)にとって非常に大切な水やり。
季節に応じた注意点を説明します。
その前にハマニグリーンパーク展示場の『かつらの木』をご紹介。
ハマニグリーンパーク展示場にあるかつらの木です
かつらの木の葉っぱ部分をフォーカスしてみました。
愛らしいハート型になっています。
新緑の時期は美しい緑色、秋には紅葉するとても美しい樹木です。
落葉高木ですので、冬は葉を落とし寂しい姿になってしまいますが、新緑の時期の美しさはそれを上回る人気の樹木です。
ぜひシンボルツリーとしてオススメしたいのですが、注意点が3点!
①成長が早く大きくなりやすい → 定期的な剪定が必須です
②根が頑丈で広がりやすい → 狭い敷地にはむいていない
③枝を横に伸ばす習性がある → 住宅からの視野が遮られる
美しい樹木ですが、広い敷地を確保できるかたにオススメの樹木となります。
ハマニグリーンパークの展示場で美しく葉を茂らせております。
気になる方はぜひ一度見に来てください。
庭木の水やり 植え付け直後
植え付け直後は根がダメージを受けており、通常の庭木より水を吸う力が弱くなっています。
その為頻繁に水やりを行う必要があります。
この時期に水やりを怠ると、枯れたり弱ったりしてしまいます。
植え付けから1年は冬場を除き、毎日水やりが基本となります。
但し梅雨の時期は注意が必要です。
根腐れを起こしナメクジなどの害虫が発生する恐れがあります。
また季節に応じて時間帯などの注意が必要となります。
水やり方法
水やりは『一度にたっぷり地中深くにしみこむように』が基本です。
『たっぷりと』が案外『たっぷりと』ではない場合が多いようです。
水やり後に少し地面を掘ってみてください。
案外下まで浸透していません。
春と秋の水やり
植え付け直後を除き、晴れていたら2日おき程度に水やりを行います。
時間帯は朝~日中に行いましょう。
梅雨の時期は根腐れを起こすことがあるので、頻繁な水やりはやめましょう。
夏の水やり
たっぷりと水やりを行います。
時間帯は早朝もしくは夕方に行いましょう。
植え付け直後は1日2回が望ましいです。
<注意点>
①ホース内の水が冷たくなってから樹木にかけてください
②葉に水をかけないようにしましょう(水滴がレンズの役割をし、葉が焼けてしまう為です)
冬の水やり
晴天が続いたら水やりを行います。
冬は地面が乾いていても気温が低い為、土の中の水分が蒸発していません。
また冬眠している樹木はあまり水分を必要としていません。
その為頻繁に水やりを行う必要はありませんが、植え付け直後はしっかりたっぷりと行いましょう。
時間帯は日中に行いましょう。
<注意点>
①夕方以降は土中で水分が凍ってしまうため水やりは行わないでください
②葉に水をかけないようにしましょう(冷害で葉が枯れてしまいます)
お庭にやすらぎを与えてくれる植栽(庭木)
大切にそして大きく育てたいですね。
その為に大切な水やり方法、しっかり理解して行ってください。
ハマニグリーンパークでは施工実績を随時更新中です。
ぜひこちらもご覧ください → 施工アルバム
WRITER 木本 幸代
エクステリアアドバイザー
保有資格
1級エクステリアプランナー
コンクリートブロック工事士
ブロック塀診断士
簿記2級
お庭に関する疑問点や質問に的確に答えられるよう日々勉強してまいります。常に笑顔でお客様をお待ちしております。